脂肪吸引圧迫コラム
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【二の腕脂肪吸引後の圧迫着を比較】ボレロとサポーターは具体的に何が違う?

リポサポ開発部

二の腕の脂肪吸引をした後は、痛みや内出血などのダウンタイムを軽減するため、しばらくの間は圧迫固定をする必要があります。そこで必要になってくるのが「ボレロ」または「サポーター」と呼ばれる圧迫着です。
よく比較されるこの2つの明確な違い、皆様はご存知でしょうか?
今回は「二の腕脂肪吸引後の圧迫着選び」にお悩みの方に向けて、ボレロとサポーターの効果や形、圧迫範囲などを比較してまとめてみました。
ダウンタイムを有意義に過ごすヒントになりますので、是非参考にしてみてくださいね。

※医学的な知識が必要な部分に関しては、脂肪吸引専門「モッズクリニック」の長野ドクターに監修いただいております。

二の腕脂肪吸引後に着けるボレロとは?

ボレロは、上半身(二の腕・肩・脇・背中)の脂肪吸引後に用いられる圧迫着です。

長さ・形

カーディガンのような形をしており、前側のホックを閉めて圧迫します。丈はウエスト上までのものが多く、圧迫範囲が広めであることが分かります。
また、袖の長さはメーカーによって異なりますが、8分丈の商品が多く、前腕の途中までカバーします。

圧迫範囲

二の腕を中心に、脇の下〜肘下まで圧迫するのはもちろん、背面にも生地があるため、背中側の圧迫も可能です。
また、着丈はメーカーによって異なりますが、長さがウエスト下まである商品は、腹部を圧迫することもできます。

着用方法

ボレロ前側には、縦に6〜9個(胸上に1〜2個、胸下に5〜8個)のホックがついており、横の調整は2〜3段階で行います。
着用するときは、ホックを外した状態で袖に腕を通し、胸上と胸下についたホックを引っ掛けて固定します。

ボレロとよく比較される「サポーター」とは?

上半身を広く圧迫するボレロに対して、腕のみを圧迫するのがサポーターです。

長さ・形

アームカバーを長くしたような形で、ボレロのように背中側をカバーすることはできません。
デザインは大きく分けて2種類あり、両腕の生地が背面で1枚で繋がっているタイプと、分かれているタイプがあります。

圧迫範囲

二の腕を中心に、脇の下〜手首といった腕全体を圧迫します。

着用方法

両腕が1枚で繋がっているタイプは、袖に腕を通すだけで着用できるので、非常に楽です。
両腕が分かれたタイプは腕を袖に通した後、背面のマジックテープを付けます。そこで固定具合を調整し、着用完了です。

二の腕脂肪吸引後のボレロはいつまで着ける?

ボレロとサポーター、どちらの圧迫着を着用しても、圧迫期間は同じです。
では実際のところ、術後いつまで着用する必要があるのでしょうか。

※術後経過は、脂肪の吸引量やクリニックの施術方法により差があります。
また、術後の圧迫方法や期間も医師によって考え方が異なりますので、必ず担当医の指示に従って行いましょう。

手術当日:クリニックで圧迫固定を行う

多くのクリニックでは、包帯やテーピングを使って圧迫固定を行います。ご自宅に帰った後も、そのまま圧迫を続ける場合がほとんどでしょう。
手術直後は「腫れ」や「むくみ」の症状が現れますので、適切な圧迫固定をして、症状を緩和しましょう。

手術翌日以降:圧迫固定を続ける

手術翌日には「痛み」と「内出血」が出始め、術後3日頃は「痛み」と「腫れ」がピークを迎えます。
ダウンタイム症状を強く感じるこの期間は、圧迫固定が必須と言える時期。症状を和らげるためにも、なるべく圧迫固定を続けましょう。

術後1週間以降:クリニックによって判断が分かれる

術後1週間は「痛み」と「腫れ」が落ち着き、「むくみ」と「内出血」がピークを迎えます。吸引量やクリニックの施術方法によって差はありますが、いずれも術後2週間頃まで症状が続く場合が多いです。
術後1週間以降は圧迫固定を必須としないクリニックもありますが、リポサポ開発部としては、なるべく継続することをお勧めしています。その方が、むくみや内出血の回復を早める効果が期待できるからです。

術後1ヶ月以降:外してもOKだが、着けるとむくみ緩和に◎

「内出血」や「痛み」などが消失し、この頃には「拘縮(皮膚の表面がでこぼこしたり、つっぱり感があったりする症状)」が見られるようになります。
この時点で「むくみ」を感じる場合は、圧迫固定を継続しましょう。在宅時や就寝時など、無理のないタイミングで圧迫するだけでも違います。

ボレロとサポーターの比較表まとめ

ボレロとサポーターは、着用期間に違いはないものの、形や圧迫範囲に大きな違いがあります。

●ボレロ
上半身全体の脂肪吸引をされる方、ダウンタイム中のむくみをしっかりケアしたい方におすすめです。

●サポーター
夏場や就寝時など、圧迫を続けるのが大変な場面でも使いやすいのが、サポーターの特徴です。
ボレロに比べて圧迫範囲は狭くなりますが、その分着用時の負担も少なくなります。「毎日着用できるか不安」「最低限の圧迫固定で良い」という方には、サポーターがお勧めです。

ボレロ サポーター
 長さ・形  前側にホックがついたカーディガンのような形
(胸元が丸く空いている)
 アームカバーのような形
(両腕が繋がっているタイプと分かれているタイプがある)
 圧迫範囲  脇の下〜肘下、背中
(一部、腹部の圧迫が可能なものもある)
 脇の下〜手首
 着用方法  ホックを外した状態で袖に腕を通し、
胸上と胸下についたホックを引っ掛けて固定
 袖に腕を通して着用
(両腕が分かれたタイプは、背面のマジックテープを付ける)
着用期間  術後1週間〜1ヶ月頃まで  術後1週間〜1ヶ月頃まで

長期間の着用が不安…こんなボレロなら安心です!

しっかり圧迫するならボレロ、着やすさ・長期間着用を重視するならサポーターがお勧めとお伝えしました。
とはいえ、全てのボレロが長期着用に不向きなわけではありません。
ボレロを購入予定で「着用時の負担をなるべく軽減したい」とお考えの方は、下記のポイントを押さえた上でボレロを選んでみてください。

①生地の縫い目が外側に設置されている

ボレロを着用した時、生地の縫い目が皮膚に触れると、脱いだ時に跡が残ることがあります。例えるなら、タイトなジーンズを着ることで生じる線のようなものです。
ここで跡が強く残ると、消えるまでに時間がかかるため、圧迫期間中の大きな不安に繋がってしまいます。
縫い目が外側についた商品を選んで、着用中に跡がつくリスクを最小限に抑えましょう。

②伸縮性と固定力のバランスが良い

生地の伸縮性が高いと、着用が楽なイメージを持たれるかもしれません。確かに間違いではありませんが、伸縮性が高い生地は固定力が弱くなりがち。固定力が弱くなると、痛みやむくみの原因になってしまいます。
そこで重要なのが、適切な圧迫力と動きやすさを両立したボレロを選ぶこと。伸縮性と固定力のバランスに優れた生地を選びましょう。
通販で購入する場合は、サイトに記載されている商品の特徴や、着心地についてのレビューを参考にしてみてください。
ちなみに、ネットで販売されているボレロは、「パワーネット」という、伸縮性に優れた生地が使われています。適度な固定力を両立するため、メーカーによって伸縮性を調整していたり、生地を2重構造にしていたりする場合もあります。
また、ボレロを販売している美容クリニックもあるので、商品を直接確認してから購入したり、担当医に相談したりするのもひとつです。

③袖が長く、手首まで圧迫できる

脂肪吸引後のむくみは、脂肪を吸引して空洞になった部分と皮膚の間に生じます。
このスペースを圧迫着で埋めることでむくみを緩和するわけですが、逆に言うと、圧迫されていない箇所は、むくみが集まりやすいということです。
袖が短めの商品は不必要にむくみが出てしまう可能性があるので、手首までしっかりカバーできる丈のボレロを選びましょう。

お勧めはリポサポの「二の腕・背中・お腹圧迫ボレロ」

「リポサポ」は、脂肪吸引の専門に行うドクター、看護師さん、そして実際に施術を受けた多くの患者様からいただいた声をもとに、従来品にあった課題点の改良を重ねて開発しました。

「二の腕・背中・お腹圧迫ボレロ」の特徴

◯跡がつきやすい生地の縫い目は、皮膚に触れない外側に設置。
◯伸縮性と固定力のバランスに優れた生地で、動きやすさと適切な圧迫力を両立。
◯むくみを広くカバーできるよう、着丈・袖丈を長めに製作。
◯腹部や手首の圧迫も可能。

ダウンタイムを緩和するための「機能性」はもちろん、ダウンタイムを少しでも快適に過ごしていただくために「着心地」も徹底的に追求しました。
今回ご紹介した「二の腕・背中・お腹圧迫ボレロ」は近日販売予定です。販売開始まで今しばらくお待ちくださいませ。

まとめ

いかがでしたか? 二の腕脂肪吸引後は、上半身を広く圧迫できるボレロを着けることで、ダウンタイム中のむくみをしっかりケアすることができます。一方で、サポーターは着用時の負荷が少なく、夏場や就寝時の圧迫固定の負担を軽減してくれます。
二の腕の脂肪吸引後は、術後1ヶ月以降も着用を続ける場合があるため、ダウンタイム経過やタイミングに合わせて、圧迫着を使い分けるのもひとつです。
これから二の腕の脂肪吸引を受けるにあたってボレロをお探しの方は、今回ご紹介した「着用中の負担が少ないボレロの特徴」を参考にしてみてくださいね。

脂肪吸引後におすすめの圧迫着

このコラムに関する監修医師

長野寛史 院長

モッズクリニック 院長長野寛史

ダウンタイムの軽い脂肪吸引を実現し
「脂肪吸引の常識を変える」名医。症例実績10,000例以上。

経歴

  1. 1982年岩手県生まれ
  2. 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
    亀田総合病院 入職
  3. 2008年東京慈恵会医科大学 入職
  4. 2012年THE CLINIC 入職
  5. 2013年THE CLINI 福岡院 院長 就任
  6. 2015年THE CLINIC 東京院 院長 就任
  7. 2016年モッズクリニック 開院

所属学会・資格

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