顔の脂肪吸引後はいつまで圧迫する?フェイスバンドの着用が重要な理由
顔の脂肪吸引は、フェイスラインのもたつきや二重顎を改善できる人気の施術です。人気の一方で、日常生活で人目に触れやすい部位であることから、術後のダウンタイムや圧迫固定に対する不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、顔の脂肪吸引後のダウンタイム経過と併せて、圧迫固定の効果や圧迫が必要な期間について解説します。
また、顔の脂肪吸引後の圧迫着(フェイスバンド・フェイスサポーター)に関してご相談をいただく機会が多い「商品選びのポイント」や「バレ対策」についてもご紹介していますので、是非ご覧ください。
<この記事でわかること>
1. 【はじめに】顔の脂肪吸引後に起こるダウンタイム
2. 顔の脂肪吸引後の圧迫固定の役割とは?
3. フェイスバンドはいつまで着ける?着用期間とタイミング
4. 過度な圧迫はNG! キツ過ぎる場合に起こり得るリスク
5. フェイスバンド選びで大切なポイントは?
6. おすすめはリポサポの「顎下・頬圧迫フェイスサポーター」
7. フェイスバンドはどうやって隠す? 術後のバレ対策
8. 圧迫固定以外で回復を早める方法
9. まとめ
【はじめに】顔の脂肪吸引後に起こるダウンタイム
一般的に、顔の脂肪吸引はお腹や太ももといった部位に比べて除去する脂肪の量が少ないため、ダウンタイムも軽く済む場合が多いと言われています。
ここでは術後に生じるダウンタイム症状のピークや鎮静時期、程度について詳しくご紹介します。
※クリニックの施術内容や体質による個人差がありますので、あくまでも目安としてご覧ください。
痛み
痛みは、脂肪を吸引する過程で、患部周辺がダメージを受けることによって生じます。よく「強めの筋肉痛」と例えられますが、顔は脂肪の吸引量が少ないため、症状の程度も強く出ない場合が多いです。
痛みのピークは、麻酔の効果が切れる手術当日の夜〜翌日頃。その後、1週間ほどで症状が落ち着きます。
腫れ
手術でダメージを受けた患部が炎症を起こすことによって生じるのが、「腫れ」です。
加えて、手術直後は、手術時に注入した麻酔液によっても顔が腫れやすくなります。リスのように頬が膨らんだ印象になりますが、マスクで隠せる程度の腫れです。
症状は術後2〜3日をピークに、1週間ほどで治まります。
内出血
手術中・手術後に出た血液が、皮膚の表面近くまで移動すると「内出血」が見られるようになります。
顔の場合、症状が出やすいのは顎下や首周辺です。個人差はありますが、手術翌日から青あざが出始め、1週間前後で黄色くなっていきます。
術後2週間が経つ頃には、ほとんど目立たない状態になります。
むくみ
「むくみ」の原因は、手術の影響で身体の水分代謝が落ちたり、脂肪を除去したスペースに「血液」や「リンパ液」が停滞したりすることです。
症状のピークは、術後1週間頃。2週間頃には落ち着き、少しずつ痩身効果が見られるようになります。
拘縮(こうしゅく)
術後3週間頃から見られるのが、拘縮です。顔の場合、顎下や首周りの皮膚が硬くなったり、凸凹したりします。脂肪を取り除いて空洞になったスペースと皮膚がくっつこうとする過程で生じますが、これは身体の正常反応です。
症状は術後3〜6ヶ月かけて徐々に落ち着き、皮膚が引き締まっていきます。
顔の脂肪吸引後の圧迫固定の役割とは?
顔の脂肪吸引に限った話ではありませんが、脂肪吸引後の圧迫固定が大切と言われるのは、前述のようなダウンタイム症状の緩和に欠かせないアフターケアだからです。
顔は他の部位よりもダウンタイムが軽いとはいえ、日常生活で人目に触れる部位。腫れやむくみ、内出血はできるだけ最小限に抑えたいものですよね。
ここでは、圧迫固定の役割についてもう少し深掘りしていきます。
むくみや痛みを緩和
圧迫固定には、脂肪を除去した部分と皮膚の間に生じたスペースを埋める役割があります。これによってスペースへの水分停滞(麻酔液、リンパ液、血液など)を防ぐ効果、つまり「むくみ」を緩和する効果が得られるというわけです。
加えて、患部を物理的に抑えることで「腫れ」「内出血」を緩和したり、患部を保護するクッション材として「痛み」を緩和したりするのにも効果的です。
圧迫しないとダウンタイムが長引く
脂肪吸引後は、できるだけ早く圧迫固定を外したいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、自己判断で圧迫固定をしなかったり、圧迫期間中に途中で外してしまったりすると、ダウンタイム症状が強く出たり、長引いたりする可能性もあります。
ダウンタイムの早期回復のためにも、術後は担当医の指示に従い必ず圧迫固定を行いましょう。
フェイスバンドはいつまで着ける?着用期間とタイミング
顔の脂肪吸引後は『フェイスバンド』もしくは 『フェイスサポーター』と呼ばれる圧迫着を使って圧迫固定を行います。
ここでは、一般的なフェイスバンドの着用期間・タイミングの目安をまとめました。ご自身の生活スタイルに合わせてチェックしてみてください。
※圧迫固定の期間は、クリニック・医師によって様々な考え方があります。実際に脂肪吸引を受ける際は、必ず担当医に確認しましょう。
手術当日は着用が必須
手術直後から、フェイスバンド・サポーターなどの圧迫着で患部を固定します。
手術当日は圧迫着をつけた状態で帰宅し、その後半日〜24時間は圧迫固定を続ける必要があります。
手術翌日〜3日までの着用が多い
翌日以降の圧迫固定に関しては、クリニックによって指示が異なります。
最低でも術後1〜3日の着用を推奨するクリニックが多く、長くて1ヶ月までの圧迫を推奨しているところもあります。
その間は1日中着けているというよりも、在宅時や就寝時といった、できる限りのタイミングで圧迫を推奨しているところが多い印象です。
過度な圧迫はNG! キツ過ぎる場合に起こり得るリスク
ダウンタイム緩和のために必要な圧迫固定ですが、圧迫力がきついまま固定を続けると、逆に患部の回復を遅らせる原因になります。
圧迫がきつ過ぎる場合に起こりうるリスクは、大きく分けて2つあります。
皮膚の痒みやかぶれが生じる
フェイスバンドと肌の摩擦により、痒み・かぶれが生じることがあります。
さらには、皮膚を掻いてしまうと水脹れができ、色素沈着の跡が残る場合があるため、注意が必要です。
患部の回復を遅らせる
術後の患部を回復させるためには、血流を循環させ、水分や栄養の流れを良くすることが大切です。圧迫がきつ過ぎる場合はもちろん、ゆる過ぎても血流が停滞する原因になりますので、適切な強さで圧迫することが大切です。
圧迫固定は、きつ過ぎてもゆる過ぎても、ダウンタイム軽減の効果を得ることができません。きついと感じた場合は無理をせず、圧迫加減を調整してみてください。
調整具合に不安を感じたら、クリニックに相談するのが一番です。
フェイスバンド選びで大切なポイントは?
ダウンタイムの早期回復のためには、圧迫着の機能性も非常に重要です。フェイスバンド・サポーター選びのポイントをご紹介しますので、購入時のチェック項目として参考にしてみてください。
バンドなどで圧迫加減を調整できる
先ほどもお伝えした通り、脂肪吸引後の圧迫固定は、きつ過ぎず、ゆる過ぎず適切な圧力で行うことが大切です。
脂肪吸引後は、腫れ・むくみの症状の程度や鎮静によってフェイスラインが日々変化するため、ご自身の経過に合わせられるよう、圧迫加減を調整しやすい圧迫着を選びましょう。
具体的には、圧迫着の固定位置を調整するマジックテープ付きの商品やマジックテープの幅が広めの商品を選ぶと安心です。
圧迫範囲が広い
顔の脂肪吸引後は、頬や顎下などの吸引箇所に加えて、隣接する首回りにもむくみや内出血が及ぶ場合があります。
症状の範囲や程度を最小限に抑えるためには、頬・顎下から首回りまで、患部周辺を広くサポートできる圧迫着選びが欠かせません。購入時は、首元までしっかりカバーできるかを確認しましょう。
患部を均一に圧迫できる
脂肪吸引後の圧迫固定では、患部周辺を均一に圧迫することが大切です。というのも「フェイスラインはきつく圧迫されるけど、顎下はゆるく感じる…」といったように、部位ごとにかかる圧力にムラが生じると、圧が弱い部分にむくみや内出血が集中する原因になります。
特に、顎下は曲率が大きく圧迫が難しい部位。生地の伸縮性や、圧迫着の形状など顎下にもしっかりフィットするかどうかも圧迫着選びのポイントと言えるでしょう。
固定力が高い
顔は、食事や人との会話など日常生活でよく動かす部位。そのため、圧迫着の固定力も購入時に重視したいポイントです。
固定力の高さは、圧迫着に付属している固定バンドの太さや数によって左右されます。
リポサポでおすすめしているのは、固定バンドが2箇所(左右合計4箇所)以上ついている商品。フェイスラインの固定バンドに加えて、耳の後ろの固定バンドがついていると、装着時の安定感が増します。また、バンドが太めの商品を選ぶとより高い固定力が期待できるでしょう。
おすすめはリポサポの「顎下・頬圧迫フェイスサポーター」
当社が販売する「リポサポ」は脂肪吸引後のアフターケア専用の圧迫着。
脂肪吸引を専門に行うドクター、看護師さん、実際の施術経験者の声をもとに、術後のお身体に合わせた機能性を追求しています。
顎下・頬圧迫フェイスサポーター<¥4,400>
顔の脂肪吸引後の圧迫着「顎下・頬圧迫フェイスサポーター」は、頭頂部の生地の固定幅が広く、安定感のあるつけ心地が特徴です。両耳の下にゴムを配置したことで、従来品では難しかった顎下周辺の圧迫もしっかりサポートします。
また、機能性だけでなく、快適なつけ心地を実現するため、バンド部分の伸縮性にもこだわりました。
実際にご購入いただいた方からも、固定力やつけ心地の良さに好評のお声をいただいております。


顎下・頬圧迫サポーターの口コミ①
DT14日目
頬の腫れはだいぶ良くなったけどこれだと術前と同じなのでもっと引き締まって…顎下は右もだいぶスッキリしたかんじ!本格的な拘縮が始まっていて、ツッパリ感辛い圧迫バンドはこれだった、最初キツすぎてびっくりしたけどつけやすくてよかった #pr #リポサポ着用レポ#頬顎下脂肪吸引 pic.twitter.com/jHSeA77WGT
— たまごどうふ@インビザ (@otofuegg) January 8, 2024
顎下・頬圧迫サポーターの口コミ②
頬 顎下の脂肪吸引でリポサポ@liposupのフェイスバンドを使用しました‼️しっかり圧迫されるのに長時間使用していても痛くなったり痒くなったりしませんでした👏着け心地が良かったのでぐっすり眠れましたしDTを快適に過ごすことができました🥴❤️🔥ありがとうございました^_^ #PR #リポサポモニター pic.twitter.com/jbDpViFNg3
— 🎀 れ い ぴ 🎀 (@_reipichandara_) October 7, 2023
着用イメージ
脂肪吸引専用|頬・顎下圧迫フェイスサポーターの特長
🌟伸縮性に優れた生地で快適なつけ心地
🌟両耳の下にゴムを配置することで顎下のフィット感UP
🌟頭頂部の固定幅が広くし、安定した圧迫を実現
🌟肌の色や髪色に馴染みやすい生地の配色🔗リポサポ商品一覧https://t.co/7Bf6lN4YmT pic.twitter.com/fk3Pd4FR76
— リポサポ【脂肪吸引専用圧迫着】 (@liposup) October 5, 2023
顎下・頬圧迫フェイスサポーターの概要
| 価格<購入> | 4,400円(税込) |
| サイズ展開 | FREE |
| 着用手順 | ①最初に上下と裏表を確認します。白いタグが外側左下にくるのが正解です。 ↓ ②黒いマジックテープ部分を両手で持ち、サポーター中央部分に顎を当てながらフェイスラインに沿って巻き付けます。 頭頂部でマジックテープを止めて固定しましょう。 ↓ ③白いマジックテープがついている方のバンドを首に巻き付けて固定します。 呼吸がしづらくならないよう、バンドや固定の位置を調整して完了です。 |
| 洗濯方法 | 洗濯機で丸洗い可能です。 生地の破れ、伸びを防ぐため、必ず洗濯ネットに入れて洗ってください。 洗濯後は直射日光を避け、風通しの良い日陰に吊り干しをしましょう。 洗濯後は濡れたままのお洗濯物、白及び淡色のお洗濯物と一緒に長時間放置しないようお願い致します(色移りする可能性があるため)。 また、塩素系漂白剤による漂白、アイロン仕上げ、タンブル乾燥はお控えください。 |
フェイスバンドはどうやって隠す? 術後のバレ対策
顔の圧迫固定を行う上で、特に気になるのが、周囲に施術をしたことがバレてしまうことではないでしょうか。
一般的なフェイスバンド(フェイスサポーター)は、首下・顎下・頬をカバーしながら、頭頂部や後頭部で固定するデザインのものが多いです。
手術当日は日中もフェイスバンドの装着が必要なケースがほとんどのため、帽子や大きめのマスク、冬ならマフラーなどをつけるのがおすすめです。
また、手術翌日以降は、生活に支障がない範囲(在宅時や就寝時など)で圧迫着を着用します。外出する場合は、マスクや衣類で患部を隠すのはもちろん、内出血はコンシーラーや濃いめのファンデーションでカバーしましょう。
圧迫固定以外で回復を早める方法
ダウンタイムの早期回復のためには、圧迫固定が重要ということをお伝えしてきましたが、実は圧迫固定以外にもダウンタイム軽減のためにできることがあります。
ここでは、症状別のアフターケア方法をお伝えします。
腫れ対策:患部を冷やす
脂肪吸引後の腫れは、患部が炎症を起こして熱を持っている状態なので、患部を冷やすのも有効なアフターケアのひとつです。
ただし、冷やし過ぎは逆効果になるため、冷却剤にタオルを巻いて間接的に冷やすよう注意しましょう。
また、患部を冷やすのは腫れが目立つ術後3日程度までが目安。むくみがの症状が強くなってくる時期に患部を冷やすと血流が悪くなってしまい、むくみが長引く可能性があります。
むくみ対策:塩分の高い食品や飲酒を控える
脂肪吸引後は身体の水分代謝が落ちるため、普段以上にむくみを感じやすくなります。
塩分が高い食事や飲酒などむくみを助長するような食生活は、症状を助長する可能性があるため注意しましょう。
完全に避けるのは難しいかもしれませんが、むくみが落ち着くまでは摂取量を減らすことを意識してみるのもおすすめです。
むくみ・拘縮対策:マッサージ
マッサージは、患部の血流改善を促すため、むくみの早期回復に有効です。また、拘縮による皮膚のつっぱり感や凸凹の改善にも効果があります。
術後早期の段階で無理にマッサージを行うと、痛みや内出血が強くなってしまう可能性があるため、術後3週間〜1ヶ月ほどを目安に始めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか? 顔の脂肪吸引後のダウンタイムは、少しでも短く軽くしたいもの。そのためには着用期間や圧迫加減など、適切な圧迫固定を行うことが大切です。
お顔の脂肪吸引をご予定の方は、ぜひ今回ご紹介した圧迫着の選び方やバレ対策、アフターケア方法など、ご参考にされてみてくださいね。