脂肪吸引後におすすめの圧迫着を部位別にご紹介!【専門販売店が解説】
脂肪吸引を検討されている方の中には、術後に着用する「圧迫着」についても併せて調べている方が多いのではないでしょうか?
圧迫着には、施術部位によって種類があるのはもちろん、メーカーやデザインも数多くあるため、何を基準に選ぶべきか迷ってしまう方もいらっしゃると思います。
この記事では、脂肪吸引専用の圧迫着を販売するリポサポ開発部のおすすめ商品や、圧迫着の種類、自分に合った圧迫着の選び方をまとめました。
※医学的な知識が必要な部分に関しては、脂肪吸引専門「モッズクリニック」の長野ドクターに監修いただいております。
脂肪吸引後の圧迫着の目的とは?
脂肪吸引後の圧迫固定の目的は「脂肪除去によって生じた皮膚とのスペースを埋める」ことです。これは結果的に、ダウンタイムの緩和に繋がります。
というのも、脂肪吸引後は、元々皮下脂肪があった場所と皮膚の間にスペースが生じます。 このスペースを圧迫して埋めることによって、手術時の麻酔液やリンパ液、血液などが体内に停滞する状態(=むくみ)を最小限に抑える効果が期待できます。その他にも、腫れや内出血を軽減することも可能です。
さらには、患部の無駄な動きを制限したり、患部を保護するクッション材になったりと、術後の痛みを和らげる役割もあります。
【部位別】圧迫着の種類
「圧迫着」と一言で言っても、脂肪吸引をする部位によって様々な種類があります。ここでは、部位別の圧迫着の種類と、その特徴について詳しくご紹介します。
【頬・顎下】フェイスバンド(フェイスサポーター)
頬・顎下の脂肪吸引後に着ける圧迫着として販売されているのが、フェイスバント(フェイスサポーター)です。小顔マスクのような見た目をしており、顎下から頬を引き上げるようにフェイスラインを固定します。
大半の商品は後頭部や頭頂部にマジックテープが付いており、簡単に取り外したり、調節したりすることが可能です。
【二の腕・肩】サポーター
二の腕・肩の圧迫で着用するサポーターは、アームカバーを長くしたような形をしています。脇の付け根から手首にかけて腕を通すように着用することで、腕全体の圧迫が可能です。
次にご紹介するボレロに比べて圧迫の範囲が少ないので、着用時の負荷も少ないのが特徴。特に、夏場や就寝時など、暑さや着苦しさを感じやすいタイミングでも、着用を続けやすいタイプと言えます。
【二の腕・肩・脇周り・背中】ボレロ
ボレロは、二の腕や肩を中心に、背中や脇周りまで広くカバーするタイプの圧迫着です。
胸元が丸く空いた前開きのデザインで、羽織るように着用できるものが多く販売されています。一般的には、胸囲に合わせて調整ができるよう、2〜3段階のホックがついています。
【お腹・腰・ウエスト】ウエストニッパー
お腹・腰回りの圧迫固定で使用されるのが、ウエストニッパーです。腹巻きのような形をしており、お腹・腰回りを包み込むように圧迫します。コルセットや下着のように、複数のフックが前側についているものが多く、腹囲に合わせて着用するのが一般的です。
また、術後に下半身のむくみが気になる場合、お尻まで圧迫できる「ウエストニッパーにショーツが付いたタイプ」もおすすめです。
【お腹・腰・ウエスト・背中】ボディスーツ
ボディスーツは、お腹や腰回り、背中の脂肪吸引後の圧迫着として用いられます。
胸下から腰・お尻をカバーする水着のような形で、下から履くように着用します。ウエストニッパーとの大きな違いは、肩紐が付いており、お尻までカバーできる点です。
術後はお手洗いが大変とイメージされがちですが、股部をボタンで開閉できるものも販売されており、お手洗い時の負担を軽減できます。
【太もも・ふくらはぎ・お尻】ガードル
太もも・ふくらはぎなどの脂肪吸引後は、ガードルを使って圧迫固定をします。下半身をカバーするスパッツのような形で、種類は様々。
メジャーな形としてよく販売されているのが、「足首丈」のものです。私服で隠すことが難しい場合は、丈が短めの「ひざ上」や「ひざ下丈」のガードルを選ぶ方もいらっしゃいます。
ファスナーやホックで着脱しやすいものや、股部に布がなくお手洗いがスムーズなものなど、長時間の着用に配慮したデザインが多く販売されています。
ここを押さえておけば安心! 失敗しない圧迫着選びのポイント
ご自身で圧迫着をご用意される際には、どのようなことに気をつけて選べば良いのでしょうか。ここでは、購入時に確認すべき3つのポイントをご紹介します。
サイズの選び方
通販サイトなどのネットショップでは、サイズに合わせて腹囲や頭囲などが掲載されており、それに沿ってサイズを選ぶことができます。
サイズ選びはクリニックの指示に従うのが一番ですが、指標としてよくあげられるのは、下記の通りです。
・手術前の購入:ご自身の術前の計測サイズや普段の洋服サイズを基準に、一つ下のサイズ
※吸引量が多い太ももはむくみが出やすく、サイズダウンまでに時間がかかります。そのため、術前と同じサイズを選ぶ方も少なくありません。
・手術後の購入:クリニックで着用されていたサイズに近いもの
着圧設計の確認
圧迫着は、患部に適切な圧力が均一にかかるものを選びましょう。理由としては、各部位にかかる圧力の強さにムラがあると、圧の弱い部分にむくみや腫れが集中してしまうためです。
着圧下着やサポーターは市販でも多く販売されていますが、部位ごとに異なる着圧設計や、圧迫の強さが術後の身体に適さない場合があります。ダウンタイム緩和のためにも、正式な圧迫着を着用しましょう。
着心地に配慮したデザインの確認
脂肪吸引後の圧迫固定は、吸引部位やクリニックの方針によっては長くて3ヶ月ほどの着用が必要なケースもあります。そのため、長期間の着用に備えて「着心地の良さ」で選ぶことも大切です。着心地が良いものを見分けるポイントは「縫い目」と「機能性」にあります。
例えば、縫い目が内側にあると、跡が付いてしまう原因に。外側に付いている圧迫着なら、跡がつきにくく安心です。
また、着脱やお手洗いを楽にしてくれるフック・ファスナー付きの商品や、股のボタン開閉が可能な商品を選ぶことで、日常生活でのストレスを低減できます。
脂肪吸引後におすすめの圧迫着をご紹介
機能性や着心地を重視したい方におすすめなのが、「リポサポ」です。
これは脂肪吸引後専用の圧迫着で、脂肪吸引を専門に行うクリニックのドクター、看護師さん、そして患者様からの声をもとに、従来品の改良を重ねた商品です。言わば「脂肪吸引を受けた人のために作られた商品」ということ。
ここでは、「リポサポ」で販売しているおすすめの圧迫着をご紹介します。
二の腕専用圧迫サポーター
脇の付け根から手首にかけて、腕全体を圧迫するサポーターです。両腕が繋がった珍しい構造で、袖に腕を通すだけで着用することができます。着圧の跡が付きにくいよう、縫い目は生地の外側につけました。
二の腕・背中・お腹圧迫ボレロ
二の腕を中心に、手首、脇、背中、お腹までをカバーします。従来のボレロよりも丈を長くしたことで、腹部もしっかり圧迫できるようになりました。二の腕・肩の脂肪吸引のみならず、上半身全体を脂肪吸引される方にもおすすめです。
お腹・腰・ウエスト圧迫ボディスーツ
お腹や腰などのウエスト周辺から、背中まで圧迫することが可能です。伸縮性と固定力を兼ね備えた生地を採用し、適度な固定感と動きやすさを両立することで、着用時の負担を軽減しました。
股の部分はボタンで開閉できるデザインになっており、お手洗いもスムーズにできます。
太もも・お尻圧迫ガードル
リポサポのガードルは、従来品よりも股上を深く、足元の丈を長くしたことにより、お腹から足首までを均一に圧迫することができます。
跡がつきやすいと言われる股部分には、伸縮性が高いメッシュ生地を採用。縫い目も外側に配置しました。
また、着脱時にファスナーの上げ下げを助けるフックがついており、より楽に着用していただけるのも、この商品ならではの特長です。
通販で安く売られてるものでも良い?
脂肪吸引後の身体は、通常よりもデリケートな状態です。市販の着圧着のような圧迫力や圧迫範囲が適さないものを使ってしまうと、むくみや腫れが偏る原因になります。
術後のダウンタイム症状の緩和を考えると、生地や着脱方法に配慮があるものの方が安心して着用いただけるはず。少し価格は高くなるものの、脂肪吸引後のお体の状態を十分に考慮された圧迫着に勝るものはありません。
まとめ
いかがでしたか? この記事では、脂肪吸引後の圧迫着選びのポイントやおすすめの圧迫着についてご紹介しました。
着用が大変というイメージが付き物の圧迫固定ですが、当社はダウンタイムを安心してお過ごしいただくために、これまでの常識を覆す圧迫着「リポサポ」を製作しました。
脂肪吸引をお考えの方は、よろしければ公式オンラインショップをご覧ください。
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脂肪吸引後におすすめの圧迫着
このコラムに関する監修医師
経歴
- 1982年岩手県生まれ
- 2006年東京慈恵会医科大学医学部 卒業
亀田総合病院 入職 - 2008年東京慈恵会医科大学 入職
- 2012年THE CLINIC 入職
- 2013年THE CLINI 福岡院 院長 就任
- 2015年THE CLINIC 東京院 院長 就任
- 2016年モッズクリニック 開院
所属学会・資格
- 日本美容外科学会会員
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
- VASER 4D Sculpt(ベイザー4D彫刻)認定医